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神無月10月
行(ゆく)あきや手をひろげたる栗のいが 松尾芭蕉
近年の自然災害は「想定外」が普通のことになってきました。河川や排水施設等の計画の前提となる降雨強度(時間雨量等)を超える「想定外」の集中豪雨により生活の根幹を揺るがす悲しい現実があちらこちらで起きています。
このたび千葉県等を襲った台風15号の強風でも、設計強度を満たしていたはずの送電塔や電柱の倒壊によって大規模かつ長期の停電が起き、大混乱を引き起こしています。
先月国連の場で、進まない地球温暖化対策の現状を踏まえ、16歳の環境活動家が各国首脳を前に「恥ずかしくないんでしょうか」と怒りましたが、私たちも「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と5歳児から叱られることのないように、ひとりひとりが真剣に地球温暖化対策に向き合っていく必要があります。
今年度から始まった「新たな森林管理システム」や森林環境譲与税を活用しての各市町村ごとの林業施策の概要が徐々に明らかになってきつつあります。
大田地域では、大規模モデル団地を設定し、林業専用道を中心とする林内路網整備と森林資源の長期かつ効率的利用計画を策定することにより持続的森林経営の実践を目指しています。
かつて森林は住民の生活を支え、地域にとってなくてはならないものでしたが、社会環境の変遷とともにその存在感が薄れてきた歴史があります。
しかし、本来の森林の持っている力に変わりはありません。
行政・林業事業体・森林組合の密接な連携により、今年度から始まった「新たな森林管理システム」等の取り組みと併せて森林の持つ本来の力(潜在能力)の再発見と活用の道を探っていきたいと考えています。
関係の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
10月27日(日)には森林組合事務所周辺を会場として第6回「林業祭」を開催します。関係団体の皆様のご協力も得る中で、森林づくりへの職員の意気込みを表わす機会として、手作りで準備を進めています。多くの皆様のご来場をお待ちしています。
大田市森林組合からのお知らせ
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最終更新日(2019.10.22)