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森のつぶやき

マツ再生 第5弾

2021-04-05
 先日、平成25年に松の受光伐と地表の掻き起しを行った場所に7年ぶりに行ってみました。
 地表の掻き起しは、比較的傾斜の緩やかな場所を選定し、0.45㎥のバックホウで行いました。なお、土質はほとんどがマサ土です。
 8年経過しての結果ですが、数値化していないのであくまで感想を述べます。

① 左の写真は掻き起しを行った個所で、中央の写真は何もしなかった個所です。掻き起しを行ったところはか
 なり松が生えていますが、そうでないところはほとんど生えていない。しかし、掻き起しを行った個所でも松
 が確認できないところもあったりした。また、尾根部では笹の成長が悪くて松が笹に負けなかったので生き残
 ったのかな?とも言えるかも?
② 集材路を付けた個所は松が良く生えている。とすると掻き起しの深さはもう少し厚めが良かったのかとも思
 う。
③ 松の母樹を残さなかった個所は、松の生えも悪いと思われる。
④ 尾根部の松より中腹部の松の方が成長が早いと思われる。
⑤ 笹が繁茂する森林は下刈を実施したほうが良かったかも?

 以上ですが、毎年でなくても2年に一度は状況確認したほうが良かったと反省してます。
(poco)


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