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森のつぶやき

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ウイスキ-の樽

2013-04-08
 いきなり質問です【日本3大美林といえば】⇒【答え:木曽ヒノキ・青森ヒバ・天然秋田スギ】ですが、3月26日の経済新聞に『国産高級木材が品薄』との見出しがありました。
 
 国産高級木材といえば、15年くらいに前に地球温暖化等の問題もあり広葉樹の植林が推奨された時期がありましたが、その時何か有用広葉樹はないものかと調べたことを思い出しました。
 そこで、注目したのがミズナラという木でした。昭和50年頃の価格だったと思いますが市場で平均90,000円/m3で取引されていて、中には120万円をこす高値がついたミズナラもあったと記憶しています。
 
 私ごとで恐縮ですが、ウィスキ-を飲むのが大好きで昨年ウイスキ-関連の本を買いました。内容はほとんど覚えていませんが、思い出す限り列挙します。
あちゃー 2つしか思い出せない(;一_一)
・某酒造メ-カ-の『響』はミズナラ樽で熟成させている。(間違ってたらゴメンナサイ)
・日本のウィスキ-は世界で5本の指に入る。最近は海外でも好評とのこと。
で、数日前、インタ-ネットで調べたら、ヨーロッパでは、
ブナは「クイ-ン・オブ・ザ・フォレスト」=「森の女王」
ミズナラは「キング・オブ・ザ・フォレスト」=「森の王様」と呼ばれるそうです。
 
 ちなみに掲載写真は大田市内の標高450mくらいの森林内に植栽された12年生のミズナラ(9.66ha:9,700本植栽)、オニグルミ(0.50ha:500本)等の一部ですが、かなり蔓等で消滅したところもあります。ほぼ同じ樹種の一斉林なので病気とかの出現が心配ですが順調に生育することを願いつつ、大田産のミズナラ樽で熟成させたウイスキ-を飲めたら最高だろうなあと夢見てます。(poco)

チェンソー講習会

2013-04-01
最近、残念ながらウチの組合においてチェンソーによる怪我が多いため、もう一度チェンソー作業について基本から見直すために、現業職員の11名でチェンソー講習会を開催しました。
 
当日はあいにくの雨でしたが、事務所前で目立てチェックから始めました。
角度ゲージを使い、上刃目立て角、横刃目立て角を調べました。
上刃30度は、ほとんど皆よかったが、横刃80~85度が出ていません。
フックになった刃が多く見られ、中には70度位の角度のものもありました。
これでは振動も大きく、キックバックの原因となり大変危険です。
それらを踏まえて、ヤスリの当て方などみんなで復習しました。
 
それから基本フォームの確認後、実際に山へ行き伐倒作業を行いました。
追いづる切りでの伐倒で正しいフォームで水平に受け口、突っ込み切り、つるの長さなど二班に分かれて皆で意見交換しながらトレーニングしました。
参加者全員が真剣に取り組み、あっという間に時間が過ぎました。
 
今回のトレーニングを終え基本に立ち返り、もう一度安全作業について考えることができたのではと思います。
現業職員一同、新年度に向け、気持ちを新たにゼロ災害目指し頑張りしょう!(熊)

松再生第2弾!

2013-03-29
2月28日に「松林の復活」として投稿しました。
その後3月に、残した松の種子が落下し稚樹が発生する環境をよりよいものにするために、『地表かき起こし』という地床処理を実施しました。
掲載している写真ではよくわからないかもしれませんが、かなり念入りに地表面をかく乱したつもりです。
ただ、欲張ったわけではないですが形質の良い種松の残しようが少なかったように思えて、ちょっと悔いが残ります。
 
1~2年後には多数の稚樹が発生するだろうと期待しています。
ものの本によると、1ha当り53,000本の稚樹が発生した例もあるようで、そこまで稚樹が発生すると下刈がやりにくいだろうなと思いつつ、うれしい悲鳴(*^_^*)をあげたりして(;一_一) (poco)

3月も終わり

2013-03-26
 いよいよ3月も最後の週。身の周りにも様々な出来事が起きる時季となりました。
 
 先週の中日っつあんでは、子供たちが友達と一日一緒に過ごすようになったため、大人たちがまちに繰り出す大義名分がなくなってしまいました。とは言え、やっぱり雰囲気を味わいたくてちょっと歩いてみました。
 
 関係機関の人事異動もあります。県・市でも新聞発表がありました。馴染みの名前を探しながら、手前の業務への影響を想像したりしてみました。
 
 我が森林組合でも今月末での定年退職者があります。先週末には送別会もしました。36年間、大変お世話になりました。
 
 長く務めた職場から離れるということは、物心両面にわたるあらゆる面で大きな変化が起きるということです。
 まさに第二の人生を歩み始めることであると思います。これから新たな歩みを一歩づつ前へ進めていただきたいと願います。(修)

「なぜ」×5

2013-03-13
 12日付日経新聞コラムから。
 トヨタの「カンバン方式」生みの親が記された言葉です。
 
 「問題が生じたとき、5回の「なぜ」をぶつけてみたことはあるか。」
 
 トラブルが起きたとき、その原因を突き止め、さらにまたその原因が起きた原因を何段階にもわたって遡って追究していくことによってこそ、トラブルに対する真の対策が打てるという考え方です。
 
 ちょっとした不注意でミスをしたとき、「これぐらいで良かった」とか「誰でもすることだから」で終わらせていては、そのミスを繰り返すことになる。そして「小事」を繰り返した先には「大事」が待っている。
 
 「なぜ」を数回にわたって遡っていくことを習慣づけすることによって、真の原因に気づくことができ、さらに自らの思考回路・行動パターンを認識することができれば「大事」に至る経路を断つことができるのではないかと考えます。(修)
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大田市森林組合
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島根県大田市大田町大田 1047番地3
TEL.0854-82-8500
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