森のつぶやき
梅雨の候
2025-06-17
カテゴリ:職員のつぶやき
"去年の梅雨には曇天が毎日續いた。重苦しい濕氣のなかで私は毎日ねつとりとした汗をかき、苦しんだ。"梅雨/横光利一
今年の梅雨も大概ねっとりとしております。
しかし悲しい事に、暑い暑いと苦しんだ過去の夏の日を私は思い出せないでいるのです。
梅雨の候、皆様如何お過ごしでしょうか。
正直、今年のいつが梅雨時となるのかを天気予報を見ながら悩んでいる今日この頃にございます。
暑いにしても、雨に濡れるは嫌なのでと雨合羽を着るべきなのか、それでも山の斜面で滑り落ちるのは難儀なもので、先週にて長靴より足袋で作業すべきとのお言葉をいただきまして、濡れた足袋を乾かすような日々が続いております。
去年もそうしたっけかと考えることが幾らかありまして、去年の梅雨はまだ苗植えをしていたか、合羽であいも変わらずびしょ濡れになってたのが目に浮かんだり、はてそれが7月の雷雨頃だったか、どうだったのか、思い返せば、はぁ~、どうあれまだまだ濡れる日は続きそうだなぁと思います。
梅雨が明けようと、未だ晴るる覚悟には至らぬようで。
それでも晴れる日には水の染み込んだタオルを顔に当て、去年みたく暑い暑いと、あっけらかんとした雲一つ無い青空に恨み言でも吐くのでしょう。はぁ。
これから暑い日が続きます。
皆様も水分補給やこまめな休憩など、熱中症にならないよう、御自愛専一にてお願い申し上げます。
(雀ぬ涙)