森のつぶやき
昔の「火入れ地拵え」に思う
2025-07-28
カテゴリ:職員のつぶやき
近年、世界中で森林火災が多発していますが、日本でも今年2月に大船渡市で2,900haを消失した山林火災などがあり過去には瀬戸内海でも頻発したこともありました。
それで思い出すのは、昭和40年代から昭和の最後くらいまで、苗木の植付のための「地拵え」は火入れによることが多かったのですが、私の記憶では森林組合では一度も対象範囲以外には類焼しなかったことです。
理由は、当時の作業班員さんの長年の経験による防火帯の設置や風向きの見極めなどが適切だったことだと思います。(若干、運も味方したかも?)
もちろん、現在は火入れを行ってはいけませんので、申し添えます。
多分の話ですが、大火になる理由は降雨が少なかったりフェーン現象が出現したりと色々あるようですが、山陰地方はわりと乾燥することが少ないことが幸いしたのかわかりませんが、大田市で大火があった記憶はありません。
しかし、当組合の昭和36年6月の広報紙を見ますと、昭和35年4月に久手町笹原地区で発生した山火事で130ha を消失し、昭和36年4月には、波根町で畦畔の草焼きが山林に延焼し朝山町まで達し50haを消失したとありました。
7月17日の山陰中央新報の記事で消防庁は「林野火災注意報(仮称)を新設する方針を固めた」とありましたが、地球温暖化と言われる中、ますます火災には気をつけねばと思います。
私の経験では、特にこの時期の炎は目に見えにくく、小さな火には気付かないこともあるので、火災を出さないように注意したいものです。
(まやみジイ)


