森のつぶやき
森風会親睦旅行
ゼロ災川柳・スローガン4月期優秀作品決まる!
今回は28名から52作品の応募がありました。応募全作品のうちから選考委員が選んだ10作品について投票を行い、次のとおり優秀作品が決定しました。なお、投票者総数は33名でした。
最優秀賞 大丈夫‼ その大丈夫 大丈夫⁉ (38点)
優秀賞 経験が 自信と過信の 種をまく (27点)
佳作賞 あぶないぞ 最近ヒヤリが 増えている (27点)
(jiji)
ゼロ災川柳・スローガン2月期優秀作品決まる
昨年から始めたゼロ災川柳への取り組みは、今年から現業職員で構成する森風会が主管することとなり、「ゼロ災川柳・スローガン」として2月期から再スタートしました。
今回の応募は30名から61作品の応募がありました。選考委員により選ばれた10作品に対し投票を行い下記のとおり優秀作品が決定し、3月1日の安全集会において結果発表・表彰がされました。なお、投票者総数は30名でした。
最優秀賞 危険だと 感じる心を 研ぎ澄ませ
優秀賞 その油断 ミス呼ぶ 事故呼ぶ ケガを呼ぶ
佳作賞 ゆびさし二秒 ケガ一生
(jiji)
大田市森林組合2015年10大ニュース
大田市森林組合2015年10大ニュース
① 大田市が「森づくり推進室」を設置
大田市では、平成27年度の機構改革において、森林・林業施策に取り組むための専門部署「森づくり推進室」を設置しました。島根県から派遣された技監を室長とし、森林組合からの派遣職員1名を加えた総勢5名のスタッフで、当面の森林・林業施策の実行とともに、地域林業の実情調査・分析から林業の成長産業化へ向けての構想づくりまで精力的に取り組んでいます。
大田市森林組合では、地域林業施策推進において中核組織として位置付けられている責任の重さを感じるとともに、全面協力体制で臨んでいます。
② 労働災害防止へ取り組みました
例年、宿願であるゼロ災達成に向けて組織一丸となって取り組んできていますが、今年は初めての試みとして年頭に物部神社で安全祈願祭を行いました。
また、1月から隔月でゼロ災川柳募集活動にも取り組みました。馴染みのない川柳づくりに皆さん悪戦苦闘の様子でしたが、ゼロ災への思いを込めた5・7・5は総数で203作品になりました。
各期最優秀作品
1月期 高めよう 安全意識と 向上心
3月期 倒し方 十本十色 木に学ぶ
5月期 過信する 腕や態度が 事故を呼ぶ
7月期 暑さにも 負けぬ気力と 情熱を
9月期 始めよう まずは倉庫の 掃除から
11月期 安全は 「なれ」に慣れるな 初心から
こうした取り組みにも関わらず、今年もゼロ災達成はできませんでした。来年こそは基本動作を徹底し、ゼロ災達成を実現したいものです。
③ 平成26年度も好決算なる
5月28日に開催した通常総代会で平成26年度(H26.4~H27.3)の決算状況を報告しました。約2千百万円という当初計画を上回る当期利益を計上し、前年度に引き続き好決算を得ることとなりました。利用間伐の事業量は計画までには至らなかったものの、路網開設の事業量増が大きな押し上げ要因となりました。
④ 第2回林業祭を開催
10月17日、昨年に引き続き2回目となる林業祭を「三瓶こもれびの広場」木工館駐車場において開催しました。今年は、焼きそば、から揚げ等の食品類やまつぼっくりストラックアウト等の新アトラクションを加え、来訪者の皆さんに楽しんでいただきました。季節柄売れ行きを心配していたかき氷も、好天に恵まれたため予想以上の売れ行きでした。
⑤ 小学生による森林・林業体験学習行う
10月28日、大田市森づくり推進室の企画により、三瓶山北の原市有林において池田、北三瓶2小学校の全校児童を対象とした森林・林業体験学習が行なわれました。参加児童は人力と機械それぞれによる立木伐倒の迫力にびっくりしたり、広葉樹の植樹体験等を楽しんだりしました。後日の感想文では「将来、森林組合で仕事をしたい」という児童が2人いました。
⑥ コンプライアンス意識の浸透と深化の必要性強まる
今年、コンプライアンス意識の不十分さを露呈する事案がいくつか発生しました。起きた事案については、速やかに役職員全体で情報を共有し、対応策をとりましたが、組合員及び市民の皆様の信頼があってこそ森林組合活動が成り立つとの考えの下、役職員一人一人が森林組合の役割及び自らに与えられた役割をもう一度再確認した上で、使命感と誇りを持って業務に邁進する大田市森林組合となるよう努力を重ねていく必要があります。
⑦ 役職員OB訃報
10月に元組合長の月森忠正氏が亡くなられました。在任は昭和61年からの一期3年でした。当時は拡大造林の終末期であり、また森林組合に対して新たな役割が求められている時期でもありました。そうした背景の中で新林業構造改善事業計画の樹立や実行に取り組まれました。大きな転換期において、攻めの姿勢で森林組合を導いていただきました。
また、4月には昭和58年退職の松原毅氏が亡くなられました。旧富山村森林組合から引き続き、大田市森林組合発足以来永年に亘りお勤めいただきました。
お二方の業績に感謝し、ご冥福をお祈りいたします。
⑧ 森林組合野球部、悲願(?)の一勝成る
デビュー以来3年目となる大田市森林組合野球部は、9月20日に開催された大田市野球連盟会長杯野球大会1回戦でシーソーゲームを制し、7対6で初勝利を収めました。10月11日にあった2回戦では奮闘やむなく1対6で敗れました。
参加することに意義があるとは言うものの、やはり負けるよりは勝った方が気分がよいことを実感しました。
⑨ 定年退職者等相次ぎ、労務の確保に苦心する
今年は年間の退職者が定年等により5名(臨時含む)ということになりました。一方、業務量は補助事業や年々増える家周りの雑工事等で確保されていて、労務の確保に苦労した一年となりました。
現在、新卒者を始め社会人枠も設けて求人を行っているところです。
⑩ 本格的主伐期到来に向けて態勢整備に着手
地域の森林資源は主伐期を迎えつつあり、国・県の林業施策も主伐をにらんだものへとシフトしようとしております。大田市森林組合では、大田市との連携の下、今年から集材架線技術者の養成や製材業者との情報交換への取り組みを始めました。今後、この動きを加速し充実していくことにより地域林業の成長産業化を確実なものにしたいと考えています。
この一年ご愛読いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。(jiji)
架線集材にチャレンジ
今年度から、本格的に架線集材に取り組むことになりました。
当組合では架線集材のベテラン職員は現在1人しか在籍していなくて、その人も集材機の運転はほとんどしたことがなく、造林事業主体から主伐事業への転換を図ろうとする中、今後当組合では架線系集材をどのような方法で実施するかを検討してきました。
架線集材は相当な知識と経験が必要でありますから、検討ばかりしていても年々木は成長し大きくなりますので、手遅れにならないうちに早く架線集材の技術者を育成すべきとの判断から、今年度、島根県が主催の架線研修に現業職員を派遣して基礎を学ばせ、今月からは外部講師を招いて架線集材のOJT研修を実施することとなりました。
そんなこんなで、12月22日、架設途中の現場に陣中見舞もかねて視察に行ってきました。ちょうど10時ということもあって、外部講師の方の体験談などを聞かせてもらいました。やはり長年一生懸命仕事をしてこられた先輩の話は物心両面で貴重だなと感じたところです。
さて、ここで掲載写真の人物を紹介します。
奥に向かって一番右に座っている人が民間事業体からお招きした講師先生で、一番左でヘルメットを被り横顔(正面は男前)が映っているのが当組合の『エ-ス M主任』、その右隣で頭に青のタオルを被って座っているのが『ホ-プ O技術員』、そのまた右隣に座っているのが 『重鎮 M指導員』です。