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地拵えと苗木について

地拵えとは・・・?

地ごしらえとは、伐出後に林地に残された幹の先端部(末木)や枝(枝条)、あるいは刈り払われた低木や草本などを、植栽しやすいように整理、配列することです。 末木枝条などの有機物は、養分の供給源として、また表層土の流亡を抑え、土壌の物理的、化学的条件をよくするために、さらにまた、土壌の乾燥、霜柱などを防ぐために重要です。

地拵えの方法

・低木類を全部伐る「全刈り地ごしらえ」
・低木類を部分的に伐る「筋刈り地ごしらえ」や「坪刈り地ごしらえ」など
全刈り地ごしらえが一般的です。

苗木の種類

苗木には裸苗とポット苗があります。

 裸苗は苗畑で掘り取った苗で、根が裸の状態で林地に運ばれます。その長所は安価で輸送が容易なことですが、欠点は根が傷みやすく、それと関連して植栽時期が早春と秋に限定されること、植栽に手間のかかることです。
 一方、ポット苗はその育成と運搬にコストはかかりますが、植栽は手間がかからず、植栽時期も真夏と厳冬期を除けば制約がほとんどありません。
 

苗木の良し悪し

苗木の良し悪しは、その後の森林の成長、形質の良し悪しを左右するために非常に重要です。
苗木の良し悪しは、苗木が形態的、生理的に健全であること、苗木が優れた親からの遺伝を引き継いだものであることで決まります。
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