スギ(実生)、ヒノキ、アカマツ、クロマツは2年生と3年生苗が、スギのさし木苗は1、2年生苗が、トドマツ、エゾマツは4、5年生苗がふつう使われます。
(なお、スギのさし木以外はいずれも実生です。)
若い苗の方が値段は安いし、輸送、植栽も簡単ですが、雑草木に被圧されやすく、下刈り作業では、雑草木との識別がしにくく、作業能率は悪く、苗木の頭をはねやすくなりますので、いずれの樹種においても年齢の高い苗を選択した方がよいでしょう。
若い苗木では更新・保育作業では下刈り作業が最も大変だからです。