森のつぶやき
架線集材にチャレンジ
今年度から、本格的に架線集材に取り組むことになりました。
当組合では架線集材のベテラン職員は現在1人しか在籍していなくて、その人も集材機の運転はほとんどしたことがなく、造林事業主体から主伐事業への転換を図ろうとする中、今後当組合では架線系集材をどのような方法で実施するかを検討してきました。
架線集材は相当な知識と経験が必要でありますから、検討ばかりしていても年々木は成長し大きくなりますので、手遅れにならないうちに早く架線集材の技術者を育成すべきとの判断から、今年度、島根県が主催の架線研修に現業職員を派遣して基礎を学ばせ、今月からは外部講師を招いて架線集材のOJT研修を実施することとなりました。
そんなこんなで、12月22日、架設途中の現場に陣中見舞もかねて視察に行ってきました。ちょうど10時ということもあって、外部講師の方の体験談などを聞かせてもらいました。やはり長年一生懸命仕事をしてこられた先輩の話は物心両面で貴重だなと感じたところです。
さて、ここで掲載写真の人物を紹介します。
奥に向かって一番右に座っている人が民間事業体からお招きした講師先生で、一番左でヘルメットを被り横顔(正面は男前)が映っているのが当組合の『エ-ス M主任』、その右隣で頭に青のタオルを被って座っているのが『ホ-プ O技術員』、そのまた右隣に座っているのが 『重鎮 M指導員』です。
今年もクリスマスツリー飾る
第2回林業祭
10月19日に三瓶祭の一部として林業祭を行いました。
林業祭の目的は、近年「森林(もり)」への興味も薄らぎ山が荒れつつある中、1度荒れてしまった「森林」はなかなか元の姿には戻りません。こうした中、少しでも多くの組合員さんにそのことを理解していただくとともに「森林」に興味を持っていただくことで、気軽に事務所を訪ねていただければという思いで林業祭の計画をしました。
林業祭の開催は今年で2回目になりますが、林友会を含め多くの関係者のご協力もあり、無事に終了することができました。開催に当たり事務職員・現業職員、一丸となって6月くらいから準備を進めてきました。
当日の開催直後は来場者も少なくどうなることかと心配もしましたが、終わってみれば多くの方にご来場いただき盛大に開催することが出来ました。
自分の目標はいずれは大田市森林組合の事務所で林業祭を開催したいと思っています。林業祭を開催するに当たり、事務所も現場も1つの目標に向かって協力できたことは良かったと思います。
これからも大田市森林組合をよろしくお願いします。
(森林を愛する人)